1960年代のエネルギー消費量でも、100億人が豊かに暮らせるらしい。

「まともな生活水準」シリーズ第2弾。今回は「まともな生活」に必要な "エネルギー量"
keene 2025.07.12
読者限定

プレゼンが2個とも終わりました。そのうち1個は成績1.7と高評価 (1.0~4.0で低い方が良い) で、天才でした。もちろん、練習通りにはいかず、原稿も何度か飛ばしたり、Q&Aではちょっと口出したくらいだったりしたので、自己評価は70点くらいですが、それでも自分の成長がしっかりと感じられるので、良しとします。

さて、今回は「まともな生活水準」シリーズです。前に書いた「本当に必要な経済成長は起きているのか?」の論文が面白かったので、ここをもっと深掘りして、人間や生態系、地球にとって十分な生活とは何かを追求していきます。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5493文字あります。
  • まともな生活 (Decent Living)
  • 必要なエネルギーはけっこう少ない
  • 実現のための2つの戦略
  • 暮らしのエネルギー内訳
  • 社会・経済システムの根本的な変革
  • まとめ

すでに登録された方はこちら

読者限定
1杯のコーヒーにかかる経済・社会・環境コスト
読者限定
DXって気候変動に対してどやねん
誰でも
個人レベルでの気候変動 緩和策 "5R"
読者限定
栄養豊富な「肉ランチ」と、エコな「野菜ランチ」
読者限定
生態系と動物と人間のための食生活「ワンヘルス」
読者限定
最も健康でサステナブルな食生活は「地中海食」
誰でも
1人が1年で使える資源は6トンまでなのに、85トン使ってるってさ。
読者限定
気候変動対策「国民の7割が賛成」 in オーストリア