最も健康でサステナブルな食生活は「地中海食」

2025年6月6日のレビュー論文を参考に、人も地球も健康になろうのコーナー

keene 2025.07.21

さぁ夏休みに入って早1週間、少しずつ試験勉強も進めております。午前中にAnkiを使って過去問を解きまくり、午後はゆっくりこの記事を書いたり本を読んだりとゆっくり過ごせています。ドイツは気温も20度前後で過ごしやすいので散歩も楽しめます。

さて今回は、「サステナブルな食」シリーズです。以前、2019年に医学誌ランセットが提唱していた人間と地球のための食生活についての記事も書きましたが、ここをもっと掘り下げていきたいと思います。やはり社会・経済系の論文を読んでいても「動物性の食品を減らし、植物性の食品を増やす」ということがよく出てくるので、実際何をどれくらい食べたらみんなハッピーなのか、より具体的にしておきましょう。　

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続きは、3377文字あります。

「地中海食」とは何か
"人の健康にめちゃくちゃ良い”
"環境にもめちゃくちゃ良い"
「地中海食」アクションプラン
まとめ

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1杯のコーヒーにかかる経済・社会・環境コスト

2025年7月29日に出たイタリアの論文。思ったよりも経済と環境のトレードオフがでかい。

DXって気候変動に対してどやねん

2025年7月21日の論文。サーキュラーの効率は上がるけど、エコフット的には良くないみたいな、そんな話。

個人レベルでの気候変動緩和策 "5R"

2025年7月の論文。僕らができることは何なのか。

栄養豊富な「肉ランチ」と、エコな「野菜ランチ」

2025年4月に出た研究。トルコの大学の学食で「肉ランチ」と「野菜ランチ」を徹底比較してみた。

生態系と動物と人間のための食生活「ワンヘルス」

2025年5月の論文。アイルランド国民の食生活のLCAを図ってみた。

1人が1年で使える資源は6トンまでなのに、85トン使ってるってさ。

「まともな生活水準(DLS)」シリーズ第３弾。今回は資源量です。2023年の論文をみていこう。

気候変動対策「国民の7割が賛成」 in オーストリア

2025年11月号の論文。1500人のアンケート調査でわかった気候変動への民意。

1960年代のエネルギー消費量でも、100億人が豊かに暮らせるらしい。...

「まともな生活水準」シリーズ第２弾。今回は「まともな生活」に必要な "エネルギー量"

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