いまの脱成長の何がだめなのか?

脱成長・ポスト成長・ドーナツ経済学・定常経済の「同盟」に一石を投じる2026年2月の論文。
keene 2026.02.21
読者限定

ずっと家で勉強をしてきましたが、ウィーンに来て5ヶ月目にして、図書館という最強の公共施設を発見しました。平日11時~19時まで開いていて、めっちゃきれいで自習スペースめっちゃ広い。ウィーン留学の残りの1ヶ月ちょっとですが、さらに生産性が爆上がりしそうです。学生証があれば国立大の図書館も使い放題とのことなので、ウィーン大学、ウィーン工科大学、ウィーン経済大学も使い倒していきます。いぇーい。

さて今回は、そんなウィーン経済大学のスパッシュ先生が今月発表した「What's wrong with degrowth?」を紹介します。脱成長派閥の長のような方が、脱成長の内部に起きる問題をズバッと刺してくる論文です。何よりこのスパッシュ先生、僕の学部時代の指導教官のお友達ということで、陰ながらめちゃ応援してます笑。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、7306文字あります。
  • どういう論文か
  • きっかけ:Beyond Growth 2023で脱成長が消えた?
  • 4人の論者、ここが脱成長とずれてる
  • 脱成長の3つの論点
  • 前に進むために:批判的実在論
  • まとめ

すでに登録された方はこちら

誰でも
蒸気機関から脱成長まで、全部エントロピー
読者限定
『成長の限界』2026年最新アップデート
読者限定
エコロジカル起業家精神は、利益と地球修復を両立できるか。
誰でも
気候変動でも、逃げられない人たち
誰でも
気候変動時代の農業を、AIとブロックチェーンで救えるか?
誰でも
カーボンファイナンスの最適化
誰でも
脱成長は実現不可能だし、不必要だ。
誰でも
富裕層に、飛行機・車・肉を減らしてもらうよう頼みたいの会。